日本でも「借りて返す」
いわゆるクレジットヒストリーが信用度につながればいいと思います。

株式会社チューンゼロ
植野 稔之 様

移住のつもりが巡り巡ってアメリカで法人立ち上げ

 当社のサイトには2008年設立とありますが、実はそれより前の2001年にアメリカで会社を設立したのがそもそもの始まりです。 当時、私はエンジニアとしてアメリカの企業に勤めていて、仕事の関係でアメリカへ移住する予定を立てていました。 ところが、ビザの申請も済ませていざ移住となった段階でアメリカのITバブルが弾けてしまった。 転職なども考えたのですが、だったら独立するという手もありますよというアドバイスを受け、 確かにそうすれば仕事もかけもちできるな…と割と軽い気持ちで会社を立ち上げました。 自分のなかで「株式会社」へのこだわりがあったのですが、当時、日本ではまだ資本金の縛りが大きかった。 それに対してアメリカでは、州にもよりますが、1ドルから株式会社が作れたので、そちらで設立をしました。 その後、2008年に日本国内の法人に切り替えて現在に至ります。
 主な業務はIT関連のコンサルティング。もともと勤めていたのがクレジットカード決済に関連した企業だったため、現在でもやはり決済関係の仕事が多いです。アメリカの決済会社の日本法人での技術コンサルタントや、依頼があればソフトウェアの受託開発なども行っています。
 会社といっても社員は私ひとり。ソフトウェアの受託開発というのはしょっちゅうあるわけではないので、人を雇ってしまうとどうしても彼らにお給料を払うための定期的な仕事が必要になってしまいます。また景気にも左右される仕事なので、人を抱えるのはリスクが高い。必要な時にフリーの技術者を集めるという方法が自分のスタイルには向いているのかなと思っています。従業員を抱えないことで、収入が少なくても自分一人でなんとかなるという身軽さもありますね。

毎月1万円弱は「信用を買う経費」だと考える

 自分が決済関係の仕事をしていることもあり、もともとネットで完結する融資に興味がありました。実は今回、最初にアルトアに申し込んだときも実際にお金を借りるつもりはなくて、どんな手続きなのか知りたくて申し込んでみました。弥生会計は創業当時から使っていたので、申し込みはパソコンに入っているデータを送るだけで済み、本当に簡単でしたね。そのときは借りずに終わったのですが、その後、受託開発の仕事に関連して資金が必要になり、再度申し込みをして融資を受けました。
 利率に関して、たとえば住宅ローンなどのように長期で金額も大きい融資と比べると8%や10%というのは高く感じますが、実際に私が融資を受けた額は150万円程度。しかも半年で返済となると実質支払う利息は毎月1万円弱になります。絶対値としてこれくらいの額であれば、会社としての必要コストとして割り切れました。特に当社のように案件ごとにチームを組んで仕事をしている場合、個人事業者さんへの支払いは信用に関わるので遅らせたくありません。とはいえ発注元が大きくなればなるほど、納品してからの支払いにも時間がかかります。今回、アルトアで融資を受けたのも、ある案件の検収が予定よりも遅れて入金の予定が先送りになってしまったからでした。先方からの支払いを待っていては個人事業者の場合、体力が持たないです。また、当社としても「あそこは支払いが遅いよ」と言われてしまったり、そのせいで優秀なスタッフとのつながりが切れてしまったりすることは避けたいですから。そういう意味では、高い利率も信用を買うための経費と言えますね。

「お金を借りる」ことは決してネガティブなことではない

 以前、政府系の金融機関に融資を受けようとしたことがあったのですが、もちろん財務資料を出さなければいけませんし、面接や事業計画の説明なども必要で、とにかく時間も手間もかかって大変でした。ですからアルトアの手続きが簡単なこと、審査が早いこと、そして非対面というのはありがたかったですね。今後、ネット上での小口融資というのはトレンドになっていくと思います。たとえばアメリカ国内では、PayPalが売り上げデータを担保に融資をするといった仕組みがあります。日本でもアルトアだけでなく、マネーフォワードやfreeeといった会計ソフトと連携した融資がありますし、Amazonも出店者向けの融資を始めていますね。銀行では自行の口座についてしかわかりませんが、アルトアのように会計データと連携していると、もっと横断的に資金の流れが把握できるので、より強みはありますよね。
 アメリカでは基本的に「お金を借りて、それを返す」こと、いわゆるクレジットヒストリーを蓄積することで信用を得るという考え方があります。だから、たとえば車を買うローンを組むときでもクレジットヒストリーがないと不便だったりする。反対に日本はお金を借りた実績というのは、むしろネガティブに捉えられていますね。お金を借りないことが健全、という意識がある。その違いは大きいと思います。もちろん日本でも事業をしている人がお金を借りることは多いですが、それが「信用度」につながっているかというと、どうでしょうか。将来的に、お金を借りて返すことが「信用をつける」ことにつながればいいなと思いますね。

まずはご登録を。

データ連携し、お借入可能額を確認。
利用したいタイミングでいつでもお申込み。

お借入可能額の確認に手数料等は一切かかりません。